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だらだらと綴る技術系メモ

gitを使ってみよう(実践編)

gitの流れ

前回、testというディレクトリを作業ディレクトリ として初期化しました。今回は、このディレクトリ内でgitコマンド を使っていきたいと思います。
とりあえずtest.txtなどのなにかしらのファイルをつくってみましょう。

Hello,Git!!

作成できたら、以下のようなコマンドを打ちます。

git add test.txt

addコマンドは、指定ファイルをステージング エリアとかインデックスなどと呼ばれる場所に登録します。
ちなみに add.で、そのディレクトリ下に存在するすべてのファイルを指定できます。

つづいて、以下のようなコマンドを入力。

git commit -m"First Commit!"

commitコマンドは、ステージングエリア内に存在するファイルをリポジトリ という場所に上げます。commitされたファイルは履歴として残ります。
git statusコマンドで現在の状態を確認し、

# On branch master
nothing to commit (working directory clean)

というような表示がされればコミットに成功しています。
git logでも良いです。 -mはコメントを記録するオプションです。

今までの一連の流れを絵でまとめると、こんなイメージです。
f:id:web-engine:20160528180947p:plain


差分を確認する

test.txtのHello,Git!!を改行して、 Hello,World!!とでも入力してみましょう。
gitでは、以下のコマンドで、指定ファイルの変更箇所を 表示してくれます。ただし、まだステージングエリアにaddしていないファイル に限ります。

git diff test.txt

追加された部分の前には+がつきます。

ステージングエリアで差分を確認したい場合には

git diff --cached

と入力しましょう。このオプションはコミット前の確認に使うことが多いです。


前回コミットした状態へ戻す

前回コミットした状態へ戻したい場合、以下のコマンドを打てば実現できます。

git reset --hard HEAD

HEADが最後のコミットの位置を表しています。
さらに一つ前のコミットに戻したい場合は

git reset --hard HEAD^

が使えます。


チームで使う場合

ここまで紹介したのは、1人でgitを使う場合の基本コマンドです。
複数人でgitを利用する場合、pushpull などのコマンドを覚える必要があります。かの有名なドットインストールで git入門をやっているので、そちらを参照するのが早いでしょう。


もっと詳しく知りたい方

http://qiita.com/opengl-8080/items/451c5967cbbc262f4f0d

こちらも参考に