gitを使ってみよう(実践編)
gitの流れ
前回、testというディレクトリを作業ディレクトリ
として初期化しました。今回は、このディレクトリ内でgitコマンド
を使っていきたいと思います。
とりあえずtest.txtなどのなにかしらのファイルをつくってみましょう。
Hello,Git!!
作成できたら、以下のようなコマンドを打ちます。
git add test.txt
addコマンドは、指定ファイルをステージング
エリアとかインデックスなどと呼ばれる場所に登録します。
ちなみに add.
で、そのディレクトリ下に存在するすべてのファイルを指定できます。
つづいて、以下のようなコマンドを入力。
git commit -m"First Commit!"
commitコマンドは、ステージングエリア内に存在するファイルをリポジトリ
という場所に上げます。commitされたファイルは履歴として残ります。
git status
コマンドで現在の状態を確認し、
# On branch master nothing to commit (working directory clean)
というような表示がされればコミットに成功しています。
git log
でも良いです。
-m
はコメントを記録するオプションです。
今までの一連の流れを絵でまとめると、こんなイメージです。
差分を確認する
test.txtのHello,Git!!
を改行して、
Hello,World!!
とでも入力してみましょう。
gitでは、以下のコマンドで、指定ファイルの変更箇所を
表示してくれます。ただし、まだステージングエリアにaddしていないファイル
に限ります。
git diff test.txt
追加された部分の前には+がつきます。
ステージングエリアで差分を確認したい場合には
git diff --cached
と入力しましょう。このオプションはコミット前の確認に使うことが多いです。
前回コミットした状態へ戻す
前回コミットした状態へ戻したい場合、以下のコマンドを打てば実現できます。
git reset --hard HEAD
HEADが最後のコミットの位置を表しています。
さらに一つ前のコミットに戻したい場合は
git reset --hard HEAD^
が使えます。
チームで使う場合
ここまで紹介したのは、1人でgitを使う場合の基本コマンドです。
複数人でgitを利用する場合、push
やpull
などのコマンドを覚える必要があります。かの有名なドットインストールで
git入門をやっているので、そちらを参照するのが早いでしょう。
もっと詳しく知りたい方
http://qiita.com/opengl-8080/items/451c5967cbbc262f4f0d