Expressを使ってみる
Expressってなに
Node.jsのウェブアプリケーションフレームワークです。Node.jsのフレームワークはKoaや RailsライクなSailsなんかがありますが、おそらくExpressがもっとも有名ではないかと 思います。
準備
- 環境:macOS Sierra10.12.3
とりあえず本家サイトのインストール手順にしたがって環境を整えます。
mkdir express_test cd express_test npm init
express_test
というディレクトリを作成、そこへ移動。npm init
でpackage.json
というファイルを
つくります。このコマンドを実行すると、いろいろ質問されますが、一つの質問を除いては、ただリターンキー(エンターキー)
を押していくだけで良いです。
例外の質問とは
entry point: (index.js)
という項目です。
ここでは、メインのファイル名を入力します。今回はapp.js
としました。
上手くpackage.json
が作成されれば、次のコマンドでExpressをインストールします。
npm install express --save
グローバルでインストールしても良かったのですが、動かなかったときが怖いので、express_test
のディレクトリ内
にのみ入れました。
ハローワールド
メインファイルであるapp.js
を作成し、次のように書きます。
var express = require('express') var app = express() app.get('/', function (req, res) { res.send('Hello, Express!!') }) app.listen(3000, function () { console.log('Listening on port 3000!') })
作成したら、ターミナルで
node app.js
と実行します。
ブラウザのURL欄にhttp://localhost:3000/
と打ち込んで
Hello, Express!!
と出力されれば成功です。